日本語がまともに理解できてから始めるべき
英語教育は日本語がまともに理解できてから始めるべきです。
人間の思考は言語に左右されますので、日本語的な思考が未だ発達していないうちに英語教育を受けさせるのは、日本人としての人格形成に無理があります。
私は日常生活に不自由しないレベルでは英語を理解しますが、57歳という年齢の私でも日本語で考えたり会話している時と英語で考えたり会話している時では、思考や行動が明らかに異なっています。
確かに幼児から英語を教育すれば、発音はネイティブ並みになります。
果たしてそれが必要でしょうか。
私は日本語で育ち、英語を使うようになったのは10代後半からでした。
ですから発音は日本人風になっています。
それでも相手に通じさえすれば良いのです。
世界で話されている英語の発音は、多様です。
メリットとしては発音がネイティブ並みになる事。
これは教師がネイティブであることと仮定しての話ですが。
幼児の年齢の学習能力は目を見張るものが有ります。
あまり何も記憶されていない新しい脳を英語で染めるという事ですからね。
デメリットとしては、幼児から始めると英語メインになりやすい事です。
英語は日本語よりも簡単で単純な言語で、幼児には日本語よりも取っ付きやすい。
私が見てきたアメリカの事情ですと、日本人の両親からアメリカで出生した子供達のうち、日本語の苦手な子供のなんと多い事か。
現地では日本人学校を作ったりして、子供たちに日本語環境を与えたり、勿論両親も子供には日本語だけで会話したりしていますが、日本語が不自由な子は多いのです。
それだけ日本語は難しいのです。
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